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歯を白くしたい!ホワイトニングの種類と特徴を解説
|歯のホワイトニングについて|
うえむら歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、歯のホワイトニングについてお話ししたいと思います。
”医療として行う”ホワイトニングの方法、種類、それぞれの特徴について書いていますので、ホワイトニングに興味のある方は参考にしてみてください♪
|ホワイトニングの目的・方法|
ホワイトニングの目的は皆さんご存知と思いますが、”歯を白くする”ことです。
歯を白くする方法としては、大きく分けると以下の3つの方法が挙げられます。
- クリーニング(ホワイトニング用の歯磨き粉を用いたセルフケア、歯科医院で行うプロフェッショナルケア)
- ホワイトニング用の薬剤を用いる方法
- 歯を削ってセラミックや詰め物を用いる方法
歯のホワイトニングというと、 2.の”薬剤を用いて歯を白くする方法”のことを指します。
|ホワイトニングの種類|
薬剤を用いて歯を白くする”ホワイトニング”
皆さんは歯のホワイトニングに種類があるのはご存知ですか?
”歯を白くする”という目的は同じですが、歯のホワイトニングには大きく分けて3つの方法があります。
(生活歯に対して)
これからそれぞれの特徴について解説しますが、ホワイトニングを行う前に虫歯になっていないか、歯周病になっていないかなど、チェックが必要なので”必ずお口の中を診査してから”行います。
虫歯や歯周病など、お口の中にトラブルが起きている場合は、問題を解決してからホワイトニングを行う必要がありますのでご注意ください。
|オフィスホワイトニング|
1つ目は、オフィスホワイトニングです。
医療として行われるオフィスホワイトニングは、歯科医院(診療室内)で行うホワイトニングです。
施術は、歯科医師もしくは歯科医師の指導のもと、歯科衛生士が行います。
①方法(当院の場合)
1.オフィスホワイトニング施術前にプロフェッショナルクリーニング(PMTC)を行います。
2.クリーニング後、歯肉を保護し、オフィスホワイトニング専用のホワイトニングジェル(医療用)を歯面に塗布し、20分放置。
3.ジェルを洗い流して歯を乾燥させた後、再びホワイトニングジェルを歯面に塗布して20分放置。
(合計20分塗布×2回)
4.ジェルを洗い流して歯を乾燥させた後、歯への栄養補給を考えてエナメルパックを行ってオフィスホワイトニングは終了となります。
②特徴
短時間に高濃度の薬剤を作用させるため、その日のうちに歯を白くする、”即効性の高い”ホワイトニング方法です。
(メリット)
- 短期間に歯を白くすることができる
- 歯科医院におまかせなので、安心して受けられる
- 歯がシミた時にすぐに対応してもらえる
(デメリット)
- 施術時間が長い(クリーニングの時間も含めて60分〜80分)
- ホームホワイトニングに比べると歯がシミやすい
☆こんな方におすすめ☆
- 急いで歯を白くしたい
- 生活が不規則でホームホワイトニングを行う時間が取れない
- おまかせで気楽にできた方がいい
- 毎日自分で続けられる自信がない
|ホームホワイトニング|
2つ目は、ホームホワイトニングです。
ホームホワイトニングは、歯科医師の指示と処方のもと、患者さんご自身がおうちで行うホワイトニングです。
ホームホワイトニング用のマウストレーとホームホワイトニング用のジェルが必要になります。
①方法(当院の場合)
1.歯科医院にてお口の型をとり、専用のマウストレーを作製します。(数日時間を要します)
2.術前のお口の中の写真を撮影します。
3.専用のマウストレーのフィットを確認し、問題がなければホームホワイトニングのジェル(医療用)と合わせてお持ち帰りいただきます。
4.歯磨きをします。
5.マウストレーに処方されたホワイトニングジェルを注入します。
6.マウストレーを2時間装着し、薬剤を作用させます。
7.(2時間後)マウストレーを外したらよく洗い、清潔を保ちます。
8.ホームホワイトニングを2週間継続して行ったあと、歯科医院に来院していただきます。
(ホワイトニング後のチェック)
②特徴
低濃度の薬剤をゆっくり作用させるため、オフィスホワイトニングよりシミにくく、”安全性が高い”ホワイトニング方法です。
(メリット)
- 自分の好きな時間にホワイトニングができる(寝る前の歯磨き後を推奨)
- オフィスホワイトニングにくらべて知覚過敏が起きにくい
- ホワイトニング後、マウストレーを使ってミネラルパックが自宅でもできる
- 時間をかけてホワイトニングをするので仕上がりがきれい
(デメリット)
- 効果が出るまでに時間がかかる
- 継続する根性が必要
- トレーと薬剤の管理が必要
- 色の濃い飲食物を控える期間が長い
☆こんな方におすすめ☆
- 自宅で過ごす時間を有効に活用したい
- 毎日2時間、装着する時間がとれる
ホームホワイトニングの症例はこちら
|デュアルホワイトニング|
3つ目は、デュアルホワイトニングです。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。
①方法
1.オフィスホワイトニングを行う。
2.オフィスホワイトニングを行った翌日からホームホワイトニングを行う。
②特徴
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するので、ホワイトニング効果が非常に高い方法です。
(メリット)
- 効果が高く、仕上がりも綺麗
(デメリット)
- ホワイトニングにかかるトータルの時間が長くなる
- 歯がシミやすい
- 色の濃い飲食物を控える期間が長い
☆こんな方におすすめ☆
- より白くしたい
デュアルホワイトニングの症例はこちら
いかがでしたか?
今回はホワイトニングの方法や種類、それぞれの特徴など基本的なお話しをしました。
ホワイトニングについては今後もシリーズ化しますので、ご覧いただけたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました♪